【暗号資産ウェザーレポート】オシレーター系は「売り」、トレンド系は「買い」、判断が難しい状況【仮想通貨相場】 | Cointelegraph | コインテレグラフ ジャパン

著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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■一目でわかる!暗号資産ウェザーレポート オシレーター系:【☂】/トレンド系:【⛅】

~本日のBTC/JPYの天気予報の結果~

・オシレーター系の総合判断は、「雨(売り)」
オシレーター系は、11/1から「曇り(中立)」が続いたが、モメンタムとMACDは売りとなり過熱感を意識する状況、総合判断は「雨(売り)」となった。
ターゲットプライスは、4,955,369 円

・トレンド系の総合判断は、「晴れ(買い)」
トレンド系は、先週1週間「快晴(強い買い)」が続いたが、本日のSMA(10)は売りとなり、総合判断は「晴れ(買い)」となった。上値の重さがやや意識される展開であり注意が必要。
ターゲットプライスは、5,476,987 円

BTC/JPYは、11/1に上昇し月足陽線でのスタートとなったが、当社天気予報のとおり、市場の勢いは落ち着きつつある印象。

オシレーター系からは過熱感が見えるため、短期的には500万円を意識した調整局面となる可能性も否定できない。

トレンド系も強い買いから買いとなり現値はSMA(10)の下に沈む状況となっている。
直近高値となる537万円付近をブレイクできないようであると、500万円前半への調整も視野に入れておきたいところか。

先週金曜に発表された米雇用統計は市場の予想に対して悪い結果となり、非農業部門雇用者数は15万人、失業率は3.9%であり米国経済の減速を意識する内容だった。

これを受けて米国金利は下落しており、利上げ局面の終わりと来年の利下げ局面を徐々に織り込むような状況となっている。

金利下落により株式市場は反発しているが、リスク資産へのマネー流入がどの程度続くかによりビットコインの価格も大きな影響を受けることになる。

このまま、大きな調整がなく株式市場がしっかりとした展開となれば、BTC/JPYも550万円に向けて上昇機運が高まるが、経済悪化を先取りする形で株式市場が下落に転じるとBTC/JPYは500万円の維持も難しいことになる。

一方で、今回の上昇局面においては、ビットコインのみならずアルトコインにも資金が流入しており、ビットコインのETF実現や半減期等の重要な材料を背景に、暗号資産市場は独自にマネーの受け皿になっているともいえる。

このような動きがより顕在化すれば、株式市場の調整があったとしても暗号資産市場は価格の維持が達成できるが、現状は上下どちらもある難しい局面と言えそうだ。