Google Cloudがバリデーターとしてフレアネットワークに参加──FLRが5%上昇 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
Googleのクラウド部門「Google Cloud」が、バリデーターおよびインフラプロバイダーとしてフレア(Flare)ブロックチェーンに参加した。
CoinDeskが15日に受け取った発表によると、Google Cloudは、バリデーターとしてネットワークを保護し、Flare Time Series Oracle(FTSO)に貢献するという複合的な役割を担う100の組織のうちの1つになる。
「データのためのブロックチェーン」を自称するフレアネットワークは、開発者にオラクルシステム経由で分散型データへのアクセスを提供する。なお、オラクルとはネットワークを外部システムに接続する事業体を指し、これにより外部からの入出力に基づいてスマートコントラクトを実行できるようになる。
ネットワークのネイティブトークンであるFLRの時価総額は約5億5000万ドル(約797億5000万円、1ドル145円換算)で、価格は約0.018ドル。Googleとの提携のニュースが出たことを受けてFLRは4%以上急騰した。
フレアネットワークのインフラプロバイダーは高品質のデータを提供する責任を負うもので、それによって開発者がブロックチェーン技術のユースケースを構築し、その普及を促進するのを支援する。
Google Cloudほど大量のデータへのアクセスを提供する事業体はほとんどないため、これはフレアネットワークにとって看板となるパートナーシップであり、Googleのようなテクノロジー大手でブロックチェーン導入が進んでいることを想起させるものだ。
|翻訳・編集:林理南
|画像:Linda Parton/Shutterstock
|翻訳:Google CloudがFlare Networkにバリデーターとして参加、FLRは5%上昇