Cboe、新たなFTSEビットコイン指数先物を提供へ | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

  • Cboeは、規制当局の承認を条件に、4月28日にビットコイン先物の新商品を発売する予定だ。
  • 現金決済の契約は、FTSEビットコイン指数の10分の1の価値を持つXBTF指数に基づくものとなる。
  • この動きは、規制された暗号資産取引ツールに対する機関投資家の需要の高まりを受けたものだ。

シカゴ・オプション取引所(Cboe)の暗号資産(仮想通貨)部門であるCboe Digitalは、規制当局の承認が得られれば、4月末にもビットコイン(BTC)先物商品を新たに導入したい考えであると同取引所は4月7日に発表した。

FTSEラッセル(FTSE Russell)との提携によるこの新たな商品は、現金決済で、FTSEビットコイン指数の10分の1の価値を持つXBTF指数に基づく。毎月最終営業日に決済される。

Cboeは、規制当局が申請を承認した場合、この先物の取引を4月28日に開始する予定だ。

先物取引とは、買い手と売り手が特定の期日と価格で資産を取引することに合意するデリバティブ取引の一種だ。先物取引は、リスクヘッジやリスク管理、トレンドや市場動向の活用に広く利用されている。

「暗号資産へのエクスポージャーに対する需要が引き続き高く、市場参加者がそのエクスポージャーを獲得し管理するために、より資本効率の高い、多様な方法を求めていることから、今回のローンチは極めて重要な時期に行われる」と、Cboeのデリバティブ部門グローバルヘッドであるキャサリン・クレイ(Catherine Clay)氏は声明で述べた。

2023年11月、Cboeはアメリカ商品先物取引委員会(CFTC)から証拠金付きビットコインおよびイーサリアム(ETH)先物の上場承認を受け、アメリカの規制された取引所として初めて、現物とレバレッジ型デリバティブ取引の両方を単一のプラットフォームで提供するようになった。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
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|原文:cboeは、FTSEラッセルで新しいビットコイン先物をデビューする予定です